Seiro Middle School


聖籠中学校の特徴について

 新聖籠中学校は新潟県では初めての教科センター方式の校舎として注目されているだけでなく「個性を大切にする学校」「地域の方々と共に創る中学校」「情報機器を活用した学校」など、いくつかの特教を持っています。このため保護者の方は期待と同時に不安もお持ちかと思います.これまでも説明会を開いてきましたが、本日は開校前の最後の会合にもなりますので、どんな些細なことでも質間され、ご納得頂きたいと思っています。

 新聖籠中学校で最も大切にしたい特徴は「生徒一人一人が主役になる学校」を目指すことです.つまり、生徒自身で考え、行動すれば楽しく、充実した生活ができるように校舎も教育計画もできています。教科学習でいえば、「わかりません、できません」という生徒がいれば、教師の数を増やしたり、教材を工夫したり、コンピュータを利用したり、ボランティアをお願いしたりして、「わかる、できる」ように懸命に努力します。生徒にはこれまで言いにくい言葉であった「わかりません、できません」を先生に伝える勇気と教わった方法 を実行する努力が望まれます.この2つが実行できれば学力はもっと伸びると考えています。

 また、学校生活も生徒が大人になるために大切な学習の機会です。従来の学級担任に加えて、ホームベース担任という制度をつくりました.親代わり、兄姉代わりとなり勉強はもちろん、部活動や友達のことなど生活全般にわたって相談役や聞き役になります.学級担任と違って評価することはしないので、遠慮なく話してください。さらに、校内には県や町から派遣された人たちによる「こども健康相談室」が開設されるので、生徒も保護者の方も利用できます。

 一方、学級担任は生徒の情報を蓄積して、各生徒の長所や短所を客観的にとらえるよう努めます。そして、必要な情報を生徒や保護者に提供します。

 今や、中学校は学問のみを指導する場ではありません。人間として生きていく力を育てることが期待されています。それには学校を開き、教師と保護者や地域が協力し合うことが何よりも大切なことと考えています。

 皆様のご理解とご協力を心から願っております。

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