Seiro Middle School


-----中学校の授業と時間割

(1)これまでは学級単位で授業を受けていました。つまり生活集団と学習集団が同じでした。新しい中学校では、いっしょに授業を受ける仲間がその授業によってちがう場合が出ます。教科で最適と思われるグループに分かれて授業を行います。例をあげると、少人数で行う授業がいい場合は、学年の半分の生徒(80名程度、3つのホームベースを合わせた人数)をさらに3〜4のグループに編成します。ティームティーチングを活用する場合は、2つ程度 の編成にとどめ1グループに対し2人以上の教師で指導にあたります。
 また、学習支援ボランティアや外部講師とのTTも行います。
 <3つのHBを興味関心別・習熟度別(課題別)に学習集団を再編成>


(2)新しい中学校ではすべての教科の教室が用意されます。それぞれの教科ではその特教を生かして授業や教室・コーナー・ラウンジの工夫に取り組みます。先生方は教科の職員室にいる時間が多くなります。このことによって、生徒と教師の接点が多くなります。

(3)次のページは新しい中学校の1週間の時間勃りの例です。基本的に70分授業になっています。教科センター方式の建築をできる限り生かし、これまでの画一一斉型の授業でなく、生徒の主体的な学びを可能にしようというねらいがあります。

(4)総合的な学習の時間では秋におこなわれる秋灯祭を題材とし、各学年でさまざまな学習活動に取り組みます。

(5)情報の授業を中心にコンピュータ操作の学習を進め、各教科でも高度情報機器を活用した授業を行います。そのために、コンピュータのシステム・エンジニア(SE)が授業をサポートします。

(6)年間2回の総括テストの他に基礎的な内容の単元テストが随時実施され、生徒の学力の見取りと定着を図ります。

(7)生徒の学習意欲を喚起し自己理解を深めるために、各教科の評定は絶対評価を取り入れます。



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