新しく入った本(11月)
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ぼくには数字が風景に見える ダニエル・タメット_著 講談社 |
数字は僕の友だちで、いつでもそばにある。 11は人なつこく、5は騒々しい、4は内気で物静かだ−。 円周率22500桁を暗唱、10カ国語を話す天才の「頭と心の中」。 サヴァン症候群でアスペルガー症候群の青年が語る手記。 |
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ダブルハッピネス 杉山文野_著 講談社 |
毎日風呂に入る。鏡に映った自分の裸を見る。 うーん…。体は「女」だけど心は「男」の性同一性障害。 辛さ、悲しみは2倍。でも、2倍楽しいフミノの青春。 2004年度女子フェンシング日本代表の早大生がカミングアウト。 |
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No.6 #6 あさのあつこ_著 講談社 |
矯正施設の地下深くへ辿りついた紫苑は、ネズミの過去を知る 長老から、No.6が犯した侵略と虐殺の歴史を聞かされる。 聖都市を待ち受けるのは、破滅か、それとも救いか−。 最後の闘いをかけて、運命の扉が開かれる! |
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妖怪アパートの幽雅な日常 7 香月日輪_著 講談社 |
学年末、条東商は3年生追い出し会の準備で盛り上がり、 妖怪アパートでも秋音の送別会が開かれる。 そんなある日、千晶先生の教え子の事件や、まり子さんの 哀しい過去を知った夕士は、考える力をつけることの重要性に気づく。 |
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満月を忘れるな! 続 風野潮 _著 講談社 |
猫人の謎は? 父さんの行方は? 猫人の謎を追って、敏たちは琵琶湖に浮かぶ音鼓島に渡った。 彼らを待ち受けていたのは、月守り社のおばばら島民たち。 果たして謎を解く鍵は見つけられるのか? |
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平成大合併 新潟県の軌跡 羽貝正美_監修 新潟日報事業社 |
平成の大合併にいたる議論や背景、新潟県が抱えていた課題、 大規模な形で合併が展開した経緯、新潟県における市町村合併の 特質を論じる。 新潟県内の合併推進自治体の証言や、自立を選択した自治体の 決断等も紹介。 |
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満月を忘れるな! 風野潮 _著 講談社 |
三池敏は、幼なじみのまひろとは大の仲良しで、 クラスメイトの上野さんのことがちょっと気になっている、 ごく普通の中学2年生。 けれど実は、人にはいえない秘密をかかえていて…。 |
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ぜつぼうの濁点 原田宗典_作 教育画劇 |
昔むかしあるところに言葉の世界がありまして、 その真ん中におだやかなひらがなの国がありました。 ところがある日の午下がり、道ばたに濁点のみが 置きざりにされていて…。 幻冬舎刊「ゆめうつつ草紙」初出の作品を絵本化。 |
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まるむし帳 さくらももこ_著 集英社 |
体を丸めて、ぽかん、ごろんとしたときにできた詩を 集めたことに由来する「まるむし帳」。 右頁に詩があって、左頁にイラストがあるという二重の 味わいである。 身近にあるモノから、感覚・思考などあらゆるものを詩に していて、全体に「ほんわかした優しさ」が漂う。 |
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恐怖特急 阿刀田高_選 光文社 |
“怖いもの見たさ”は、だれもが持っている心理であろう。 小説家としては、とても好奇心のそそられるテーマではあるけれど、 本当に怖い恐怖小説を作るのは、なかなかむつかしい。 名手たちの巧みな筆で綴られる「恐怖」の数々、ご堪能あれ。 |
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初心者のための「文学」 大塚英志_著 角川書店 |
「文学」を疑いながら、「文学」を読む。「文学」と呼ばれる 小説のほんとうの「読み方」とは? 文学に流されず、文学に損なわれず、文学を読む自分を 勘違いせず、正しく文学と出会い、正しく文学を読む10講。 |
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アラスカ風のような物語 星野道夫_著 小学館 |
アラスカに魅せられ、その自然と動物と人を写真と文章で 表現した星野道夫。 自然と人間との関わり、野生動物の壮大なライフスタイル、 生命の意味等に関するエッセイを収めた著作集。 |
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ぼくのキャノン 池上永一_著 文藝春秋 |
オバァらの力で、村は沖縄でいちばん豊かになった。 だが、実は絶対に知られてはならない大きな秘密があった−。 復帰世代の作家が描く沖縄戦。 |
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男子のための恋愛検定 よりみちパン!セ 千原ジュニア_著 講談社 |
カッコよくないと彼女はできない? あの子を振り向かせる秘訣はある? 不可思議な心のメカニズムから、セックスにひそむリスクを 回避するためのノウハウまでを解説した、新世紀を生き抜 く男子のための「恋愛論」決定版。 |